東洋英和女学院 中学部・高等部
基礎情報
【所在地】〒106-8507 東京都港区六本木5-14-40
【電話番号】03-3583-0696
【ホームページ】こちらから
【学校長】中学部長 石澤 友康
校風・教育方針
【敬神・奉仕】
東洋英和女学院は、カナダ・メソジスト教会(現在はカナダ合同教会)によって創立された学校です。キリスト教の信仰を土台とした人格形成を大切にする教育を行っています。一人ひとりが神から委ねられた使命を自覚し、喜んで神と人にために自己を役立てる精神を育成する学校として130年を超えて在り続けています。
礼拝、授業、行事、クラブ、奉仕活動等を通して、神から愛されているかけがえのない自分に気づき、神を愛し敬うこと=【敬神】、また同じく神から愛されている隣人(他者)を愛し、隣人に仕えること=【奉仕】へと導く教育、これが東洋英和のキリスト教教育です。
カリキュラムの特色・特徴
中学部から高等部まで、6カ年の一貫教育を実施しています。また、生徒一人ひとりの個性を重視して、それぞれの可能性を大事に育て上げることを第一に考えたカリキュラムとなっています。
中、高を通じて全学年に「聖書科」の授業が設けられており、聖書の知識を学習するとともに、豊かな人間性を築き上げるように努めています。また、授業が始まる前には、毎日20分間の礼拝を行っており、厳かな雰囲気の中で心を落ち着かせて勉学にいそしんでいます。
「生きた英語」の習得のために、英語教育に力を入れています。中学生の授業では、1クラスを2つに分けてクラスを編成します。また、中学3年より習熟度別に編成します。それぞれのレベルに応じた無理のないペースで、きめ細かい指導を受けることができます。また、外国人教師による英会話や英文法、リーダーのほかに、名作の原本を教材に使った副読本の時間もあります。このほか、英語劇などのクラブ活動や、カナダ・アメリカ語学研修、短期留学など、課外活動における英語教育も充実しています。
一方、コンピュータ教室やマルチラーニングルームといった時代のニーズに合わせた施設、設備を導入し、情報科(科目)を設けるなど力を入れています。
高等部では、一人ひとりの志望進路が、その目標や適性などによって異なっているため、多様な選択制を導入しています。これによって、それぞれの目標を達成するうえで、効果的かつ効率的に学習を進められます。
環境・施設設備
東洋英和女学院の中学部・高校部が位置する環境は、麻布十番駅から徒歩5分、六本木駅から徒歩7分と都心でも群を抜く利便性を誇っています。しかし、一歩道を入るとそこは鳥居坂教会、国際文化会館、図書館、シンガポール大使館などが建ち並ぶ閑静な一帯です。東洋英和のミッションスクールとしての佇まいが文教地域に一段と洗練された雰囲気を与えています。
現在の校舎は1933年に建てられた旧校舎外観を再現したものですが、その旧校舎の設計を手掛けたのがウィリアム・メレル・ヴォーリズでした。「建築物とは情緒的にも道徳的にも人の心に感化を与えるものでなければならない」という信念のもと設計した思いを引き継ぎ、かつコンピュータ教室、マルチラーニングルーム等の最新の設備をもつこの校舎で、生徒たちは豊かな情操と知的好奇心を身につけていきます。 生涯学習センターや大学院の臨床心理施設を備えた学院全体が使う大学院棟は、中高生も授業で使用できるだけでなく、大学の教授たちが中高生の教育に参加し、高等部の授業を担当する計画が進められています。
また、校外施設として、軽井沢追分寮(長野県北佐久郡軽井沢町)、野尻キャンプサイト(長野県上水内郡信濃町)があり、夏のキャンプや合宿などに幅広く利用されています。
学校行事・クラブ活動
6月中旬に、生徒たちが持ち寄った花々を大講堂に飾り、礼拝を捧げ、それらの花束を手に老人ホームや養護施設を訪問して奉仕活動をする「花の日礼拝」や、中学1年生によるキリストの降誕劇、荘厳で神聖な雰囲気の中でクリスマスの本当の意味を理解する「クリスマス礼拝」など、伝統のキリスト教行事が毎年行われています。また、野尻キャンプ、修養会、楓祭(文化祭)、体育祭や球技大会など多彩な行事があります。
クラブ活動には、全員参加が義務づけられています。文化系には園芸、ダンス、フランス語、ハンドベル、合唱、英語劇、音楽、美術、天文など、運動系にはスキー、ワンダーフォーゲル、剣道などがあり、特にバレーボール、バスケットボール、テニス、卓球は、大きな大会で活躍しています。
また、課外教室として器楽科、ピアノ科、オルガン科、華道教室、日本舞踊教室、英会話科が設けられています。
学校説明会・公開行事 日程
恐れ入りますが、本校のホームページにてご確認ください。
※随時更新しておりますので、必ず最新情報を確認してください。